13/11/2017

Per se

Lincoln Centerのお子ちゃま向け「バーンスタイン記念コンサート」↓に行った後,掲題のレストランへ
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アメリカで(少なくとも西海岸で)最も有名かつ予約の取りにくいNapaにある"French Laundry"のThomas Kellerがコロンバス・サークルに"Per se"を出して何年になるだろう。
ここもまともな時間は何週間も前でないと予約が取れないし,72時間以内のキャンセルは$175のペナルティーと超強気な店
普通ならそんな店はこちらから願い下げだが"Salon"と称するDrawing roomのようなスペースなら予約なしかつ「お値打ち(といっても$195)」に行けるということで開店の15分前に行ってみた。
料理はさすがに繊細で↓のフォアグラは微妙にフォアグラのテクスチャーが残っていて,これまで食したものの中でも最高の出来だった。

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特筆すべきは「勘定書」
アメリカ人がつくづくバカだなと思うのは,未だにチップ制度に固執しているところ。
Yellow cabでカードで支払おうと思うとsuggestionの最低額が20%と表示される。中部や南部から来たお上りさんなら疑いもせず20%払うことだろう。
一方で「サービス料」込みを標榜するレストランもここ数年増えてきていてPer seもその一つ
(昔オムライスを食べによく行った"Riki"もそうでNYTにも取り上げられていた。)
従って勘定書も至ってシンプル
イタリアンのコペルトのようにミネラル・ウォーターもコーヒー,紅茶もすべて込み込み
極めて明朗会計

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12/11/2017

High 34℉ 寒い!!

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↑ということで早見あかりならアクセスできない窓側席で,今年2回目のマイル旅
一夜明けてVeterans Dayなのだが,記録的な寒さを報じている。
掲題は昨日のNYCの最高気温,Upper Westのホテルに荷物を置いて(今の6便,到着時間早すぎ,せめて昔のSTD12:00に戻して欲しい。)薄いジャケットで街に出たのだが震え上がった。


NYCは相変わらずの好景気で,レストランではデブのおっさんが「聞こえよがし」にいかに自分が金持ちか,といった話を繰り広げている。
元々,この街は札束で顔をひっぱたくようなところがあったが,何かさらに下卑た感じになっていて,感じが悪い。
それもこれも大統領閣下のお陰かな。


今日はVeterans Dayのパレードがあるのだが,乱射事件に巻き込まれたくないので,当然そんなところには近づかない。
Vietnam War以降の戦争で死んだアメリカの兵隊は,世界を良くするために何の役にも立たなかったので,まさに「犬死」だと思うが,戦場に送った側の人間は,せめて彼らを弔うふりだけでもしてくれ。


好景気は続いているようだが,ホテルは比較的Reasonable,最悪だったのは一昨年の夏でヒルトンのような2流ホテル(あのロックフェラーセンターのヒルトン!)が$350もしたのだが,今回泊まるUpper Westのホテルは$200前半でまぁまぁ


07/11/2017

高級ファミレスたぁ,バカにされたもんだ!

もちろん,元高級酌婦派遣事務所所属の嫁さんを持つトランプの話(彼女自身が高級酌婦だったとは言っていない。)
ちなみに「酌婦」=escort ladyはボクの認識では普通のコンパニオンで一部が「春を鬻ぐ(ひさぐ)」人たちなのだが,Nativeの知人に言わせると,一部が「春を鬻ぐことがない」人たちらしい。


そもそも鉄板焼きというもの自体,味よりもパフォーマンスのためのもので,高級和牛など焼いたら美味いわけがない。
まともな料理屋はこの悪趣味の男が来たらどうしようと戦々恐々だったろうが,高級ファミレスに行ってくれて胸をなで下ろしているところだろう。
逆に,芝の書割みたいな虚仮威しの造作で当てた高級ファミレス「うかい」に取っては望外の喜びだろう。
IQ2桁のおっさん,味音痴のドイツ移民の「大統領」,高級酌婦派遣事務所所属の後妻とも,(金だけは掛けているので伊勢海老)の尻尾を頭の上に乗っけるパフォーマンスで大いに盛り上がったに違いない。


ところで,うかいにしても星野にしても「こんなにお金が払える私が素敵」みたいなミーハーを煽るマーケティングは止めるべきだと思うんだけど,どうでしょう。
一億(もうすぐ8000万)総味音痴にしても良いのかしら???

28/10/2017

KOWA

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そうコルゲンコーワのKOWAである。
KOWAが高性能双眼鏡メーカーとして世界で5本の指に入ることを知っている人は少ないかもしれない。
(他の4本の指は,Nikon, Zeiss, Fujinon = 富士フィルム, Swarovski位かなぁ,Leicaも入れて6本の指と言っても良いかも)
以前はCannonもそれなりに高性能な双眼鏡をつくっていたけれど,今はスタビ付き位にラインを絞った模様

これまで天体観測用(高橋のFL22x60)を除いて双眼鏡というものを持ったことがなかったのだが,仏像鑑賞のために購入した。(単眼鏡=モノキュラーで鑑賞している御仁が多いが,当然のことながら単眼鏡は立体感で圧倒的に劣る。)
双眼鏡の基本は以下の点から,7x50,古くは帝国海軍用のNikon製通称Novaが有名
7x50は倍率7倍,対物レンズの口径50mmで手持ちできるサイズとしてはほぼ限界
またひとみ径(口径÷倍率)が人間の瞳孔径とほぼ同じということ

最近Nikonは創業100周年を記念して7x50の新製品を出したのだが,なんと60万円強
(ちなみに世界最高の性能とされるKOWAのフローライト82mmは実勢価格でその2/3)

で,ボクが今回購入したのは8x33,7x50より一回り小さいが天体観望にも仏像鑑賞にも使えるサイズ?(最短合焦距離は1.5mなのでその点は問題ない。)
単眼鏡を使っている人はオペラグラスの片割れで20mm位の口径なのだろうが,明るさでは30mmに圧倒的に劣る。(集光力は2/3の二乗に落ちるわけで・・・)

かなり持ち重りするのだけど,まぁなんとかなるでしょ。


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22/10/2017

文春の訴え

前にも書いたがボクは,普通に街やAmazonで売っている本を図書館で借りることはない。
で何お話かお分かりかと思うが,文藝春秋が図書館に文庫本を置くのは止めてくれ,と言った話である。


ボクの意見は,Yes and No(順番も)


例えば小遣いの少ない読書好きの小・中学生が借りるというのはあるだろう。(それでもスマホ代を削って本を買えよといいたい。)
だけど満員電車でつり革にぶら下がったくたびれたおっさん(ボクもだけど)が,図書館のステッカーが貼られた藤沢周平やら池波正太郎あたりの文庫本を読んでいるのを見ると,なんだかなぁと思う。
文庫本ってせいぜい1k円
ブックオフで買えば0.1k円
確かに読了してしまえばスペースを食うだけの代物だが,それでも偶にはその一説を読み返したいということはないのかねぇ?
あとせいぜい0.1kをセーブするために週末に図書館までせこせこ通うというのも気に入らない。
ようは文化のためにはびた1円足りとも払いたくないっていうことだろうか?

サブ2

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高校大学と7年間,割と真剣に陸上競技に取り組んだのだが,100m(時々200m) + 4x100mリレーが専門だったので,7年間で試合で走った距離はハーフマラソンほど。
なのだがサブ2を狙うと公言してNikeが売り出した↑のランニング・シューズを購入した。


(ところでNikeが日商岩井の子会社だったのを知っている人は今や少ないだろうな。大学生の頃,ちょうど日本進出に重なって,結構プロモーション用の靴を貰ったりした。)

この靴,カーボン製のソールが入っていて日本人だと大迫とかを宣伝に使っているのだが,このカーボン製ソールが一昔前のスラップ・スケートやパラリンピックのカーボン義足同様,選手のパフォーマンスを不当に向上させるのでは,という議論が起きている。
この靴,パッと見は往時のワッフルトレーナーの様だが,重量はマラソンシューズそのもので極めて軽量。
だけど軽量だけに耐久性はないようだ。(ボクの学生時代,マラソンシューズはほとんど使い捨て状態だった。)

これで少しは運動不足が解消できるかしら・・・

ところでこの靴,7月の発売時は一瞬で品切れ,今回も30分後には品切れだった模様で,Nikeのマーケッティングのうまさには感服する。

21/10/2017

あの話どうなっちゃったんだろ?

と思う話が最近2件

1件目はピーチの金塊密輸事件,発覚からすでに2ヶ月近く経つが犯人が捕まったという話を聞かない。
乗客の犯行ならたかだか150人ほどで,身元の特定も簡単だろうから,とっくに取り調べは終わっているだろう。
じゃあ,なんで出てこないんだろう。
ピーチの内部犯行か,はたまた腐りきった財務省(税関)やおまわりまで巻き込んだ組織犯罪だったのか,大阪府警は途中経過を報告しても良いと思うのだが,それができないということはよほどの大規模犯罪?
なんかワクワクするな!


もう一つは希望の党の公約Basic Income(BI)の内容
結構こまめに新聞を読んでるんだけど,関連記事が見当たらない。
先進国の全国政党がBIを公約に上げたのはおそらく世界初だと思う。
それだけに,どんなデザインの政策(のつもり)だったのか見てみたかったのだが,このまま希望の党とともに消滅させるのは,ちょっと惜しい気がする

14/10/2017

第100回定期演奏会@30K

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昨夜は,小澤征爾の人生最後?(実際には日曜のマチネもある。)の第九を聴きに水戸まで行った。
(なんとチケットは30K!脳天気な家人は2枚分の値段だと思っていた模様)
まぁ700席にも満たないホールで,宮田大とか竹澤恭子とか一人でもホールを埋められるタレントが勢揃いしてるのだからしょうがないか。
確かにプログラム(↑今朝ホテルでの朝食時に居合わせたフルートの工藤重典氏にサインを貰った。)も無駄に立派でさすがに30Kぶんだくるだけのことはある。
座席は前から6列目のど真ん中で最高だった。


ということで,今の小澤は(CD1枚のフォーマット決定の基準となった)長大な第九を全部振るだけの体力はないから,前半はホルンのラデク・バボラークが振った。
バボラークの指揮を聴くのは2回目だが,少しはらしくなってきた...んだけどやっぱり小澤の第四楽章最後のtuttiの指揮ぶりと比べると,エンヤトット感は否めない。


小澤征爾はまた一回り小さくなってちょっと足を引きずって登場。
基本的に座って指揮をするのだけれど,立ち上がり易いようにか専用と思われる椅子に座る。
前回に比べると立ち上がる頻度が減ったかな?
それでも第四楽章で合唱が弱いかなと思うと,立ち上がって「もっと来い」とやる。やっぱり迫力が違う。
まぁ生きていると良いことがあるな,と思った一夜だった。

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↑は27年前のポスター,みんな若いよな!
でコンサートの後はいつもの近海地魚料理屋へ
外道で上がったトラフグのてっさの後は珍しくおでん


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11/10/2017

余はいかにして日本主義者となりしか

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東京新聞の「大波小波」は複数の匿名コラムニストによる傑出した夕刊コラムだが,そこで紹介されていた中島岳志の新著「親鸞と日本主義」を読み始めた。
その書き出しが頗る面白い。なんと,
「私は,親鸞の思想を人生の指針に据えている。」
歴史学者によるここまで率直な告白はこれまで見たことがない。
我が家は三河一向一揆以来の由緒正しき門徒で,ボクも宗教は?と聞かれると浄土真宗大谷派と無教会派キリスト教徒の中間だと答えることにしている。
(「善人なおもて往生を遂ぐいわんや悪人をや」と「幸いなるかな貧しきもの」は驚くほどharmonyしていると思いませんか?)


で,このよわいにして日本主義者になることを決めた。
日本主義者とは言っても,日本人はユダヤ人やアーリア民族やいわんや大陸や半島の人間より優性なのだから,戦時や天災の後なら彼らを万単位で粛清しても謝る必要はないとか,平和主義者の天皇に「黙ってすっこんでろ!」といった類の似非日本主義者にはなれそうもないので,まずは形から入ることにした。


↑は大人になって以来初めての着物@祇園川上のお座敷
食べこぼしをしても良いように綿の久留米絣に博多献上の兵児帯(珍しい!)なのだが,大変楽!
長襦袢は麻なので家で洗える。(着物の師匠曰く,絹の長襦袢は暑いので彼は一年中麻の長襦袢で通しているとのこと)
歩くのは多少内股気味にそろりそろりだがあまり苦にはならない。


と言うことで,猛暑の時期(宮古上布でも買えれば別なんだけど・・・とほほ)を除いて見た目だけは日本主義者になってみようと思う。(中身は立憲民主主義者!)


07/10/2017

BIとはこりゃまたおったまげた!!!

緑の狸(a.k.a. 厚化粧のう⚫️こ婆ぁ←石原慎太郎に言わせれば大年増とのことだが,緑の狸と一緒にされたら世の年増の間で反乱が起こるだろう!)の増上満のおかげで希望の党に風は吹かず,旧民進党の地盤のしっかりした前職を除けば,死屍累々だろう。金まで巻き上げられてご苦労なこった。
ボク自身は,ただただ自民と右翼票を食い合うことでリベラルに利することを,ひたすらに祈る。


ところでおったまげたのは緑の狸党がBasic Income(BI)を政策の柱に据えたことだ。
ボクは修士の演習でBIについて少し調べた(興味のある人は田村哲樹氏の論文をお勧めする。アクセスが掛かっているようだけど,本気で読みたい人がいたらいってね。)ことがある。

そもそもBIはイギリスの「空想的」社会主義者に端を発するアイディアなのに,現実的我利我利亡者的緑の狸党と,どんな親和性があるんだろ。
ということでBIは未だに理想主義的空想的な政策で,Tobinなんかの提案があるのだけれど,一部の狭い地域での社会実験を除いて実現していない。


イメージとしては,財源は置くとしてすべての社会保障を一本化して(年金も生活保護も全廃して)その財源を国民全体で分配するというもの。
一つの大きなメリットとして極めて非効率な社会保険の運用機構や経費を減らせることがあるのだが,当然そこから出てくる財源では賄えまい。


最近,森永卓郎が某所でBIを語っていた。よくあるAIが進めば凡人の仕事がなくなるのだが,AIで生産性が向上した分,BIに回せるという理屈なんだけど・・・
でも彼も必要経費や財源についてオーダー(桁数)すら触れていない。漠然とし過ぎていて具体的な政策にすらならないのだ。強いて言えば,内部留保課税に近い資産課税かなぁ?
ピケティ(もう忘れ去られた人?)は10億円程度を下限とした資産課税を唱えている。彼の言によれば1920年代には「所得税」ですら非現実的と言われたらしいからあり得るのかもしれん。


さぁ政策についての党首討論会で緑の狸が本当の小判を提示できるのか,葉っぱの小判か,楽しみ楽しみ。

«なるほど,さふいふやり方があったんだ!