14/12/2018

家その3

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先週末に建築申請提出前,最後の打ち合わせをしてきた。
↑は,現在一級建築士を目指し,大学院に通っているアシスタントが作ってくれた。
ボクはどうもtopologicalな認知能力が低いらしく(角帯の結び方とかも中々覚えられない!)平面図と輪切りの立面図だけ見ても,中の壁の様子が把握できないので,内装の検討のためお願いして作って貰った。


以前,このブログで「注文住宅って思いの外,Reasonable?」と書いたが,一文字瓦やら銅拭きの土庇やらいったオプションを付けている内に,一次見積もりから15%も跳ね上がって,少し怖くなってきた。
他に外構と植栽で建物の20%くらいの予算が必要だ。(猫の額ほどの土地なのだが第1種風致地区なので,2m以上の高木を30本,低木を50本植える必要がある。)
ただ土地の売り手(最近話題になったSハウス)の見積もりだと2-30万円/本が5-6本入っていたんだけど,今回工務店経由で来た見積もりでは,最高額で25,000円/本と一桁違う。
よくわからない世界ではある。


年内はこれ以上進まないが,1月中に地鎮祭,2月着工で出来上がるのは「五山の送り火」直前かなぁ?

10/12/2018

新幹線(東海道限定)おそるべし!

昨日,京都から戻った。
「家」の方は,ようやく細かな内装と外構を除いて正式な建築申請段階に至った。(2月着工予定)


表題だが,大谷祖廟で亡父を偲んだ後,高台寺の「まとの」(←highly recommended)でゆったり昼食を取って京都駅に着くと,なぜかボクたちの予約した「のぞみ」だけが10分遅れとなっている。
雪や強風の影響なら全便遅れが表示されるはずなので,なんだろうと思っていると神戸駅出発時のホームドア誤作動が原因だという。
上りの新幹線は,東西線快速(15分おき)とのMCT(Minimum connection time)を考えて予約しているので10分の遅れは痛い。
EXの早割を取っているので一本前に予約変更する訳にもいかない。
で,本来ボクたちの乗るのぞみの4分後の新大阪発ののぞみが京都駅に先着する。
さぁ,こちらを定刻に出して,ボクたちののぞみをその後に出発させるのか,はたまた当初の出発時刻順に出すのか?
すなわち遅れを平準化するか,一本に固めるか,大昔同じような仕事に携わっていたボクにとっては興味深い選択だったが,有り難いことに先着ののぞみを京都駅で待機させ,ボクたちののぞみを先発させる旨のアナウンスがあった。


列車は定刻から12分遅れで出発。名古屋出発時は11分のbehind,ここで予定の東西線快速乗車をほぼ断念したのだが,ここからがまさに「恐るべし」
通常,小田原通過時に新横浜到着時刻をアナウンスするのだが,なんと2分遅れまで回復
品川到着時には完全にリカバーしており,予定の東西線にゆうゆう間に合った。


名古屋=東京のブロックタイムは100分弱だからなんと10%以上,時間を稼いだことになる。
確かに漆黒の中ではあったけど,いつもより飛ばしていたような気がする。気のせいかしら?
特に横浜=品川間は通常,速度を落としているような気がするんだけど,昨夜はそうでもなかった?


ついでにこの「のぞみ」初めて車内Free Wifiサービスのある車両だった。ボクたちの車両の乗車率は半分以下だったけど,通信速度は国内線のそれと比べて随分速いと思われ,まずまず満足の行く新サービスだった。

24/11/2018

44%

大阪万博が決まったらしい。そもそも先週,辛坊治郎の番組を見るまで大阪が万博を誘致していることすら知らなかったが,今やUSJが主要産業となりつつある衰退地域としては藁にでもすがりたい,ということだろう。
特に2027年にリニアが開通すると「名古屋飛ばし」ならぬ「名古屋止まり」に拍車がかかるだろうが,この延命効果があるとはとても思えないカンフル剤に国民の税金が投入されることは,是非止めていただきたい。(大阪市民や大阪府民はじゃぶじゃぶ金を使えば良ろし!)


掲題の数字は2020東京オリンピックの大会ボランティアの外国人比率
正直,どういうことなのか理解に苦しむ。外国人が増えたと言っても東京都の外国人比率はせいぜい2.5%なので無作為でこの結果がでる,という帰無仮説は*が10個以上並んで却下されるだろう。
大会委員会の説明やマスメディアの論調も的を射たものはない。
日本人の20代,30代の応募者比率が10%ちょっとなのに対し,全体では20代が30%ということなので,44%の外国人の大多数は20-30代の旅行者と思われる。

この数字に流石の事務局長(ぱんしゃぶ←死語だなぁ!で有名かつ首になった小役人)も首を傾げているようではある。
この44%が今からエアや宿を確保しているとは到底思えないので,最終的な歩留まりはどれくらいになるのだろう?

一方,最大の問題は「本来なら」主力となるべき20代が10%そこそこと低迷していること
まぁ,前々から予想されていたことなのに「大学の単位と引き換え」とか「ボランティア経験者を優先的に採用するよう企業に働きかける」とかいった「寝言は寝て言え!」的な施策しか出てこない。
今の大学生の1/3はボクの学部時代なら「苦学生」だと言う事実に目を向けなければ若者を惹きつけることは不可能だ。(苦学生の意味だけど,奨学金受給,家庭教師以外のアルバイト&延々と続く「費用もかかる」就活)


このまま行くと外国人候補者が高額なエアや宿代にお手上げしてドタキャンし,シルバー世代のボランティアは殺人的な酷暑の中でバタバタ倒れるという悲惨なオリンピックになるんじゃないのかなぁ?


ところでマラソンのスタートが05:30になることに関し,某紙は「2時間前におきるとして・・・」と戯言を吐いているが,いくら走り出してからウォーミング・アップするマラソンや長距離でも少なくとも4時間前には起きていないと身体が目を覚まさないだろう。酷暑も含めとても記録の望めないマラソンになるだろうな。(むしろ日本陸連はその方が良いのだろうけど・・・)
オリンピックの時期は,嵯峨野かカーメルで「まったり」過ごす予定の年寄りにとっては,ボランティアのロジも含め「ご苦労なこった」と思うのみ(100mと4継,幅跳びの決勝くらいは見る予定)

19/11/2018

Poor persons' 奈良ホテル/ブライトン京都

この週末は,落慶の済んだばかりの興福寺中金堂に行ってきた。
ここには我が家が奉納した瓦が載っかっている筈↓
http://horatio-hanna.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-f31d.html
(変な新興宗教とは関係ないので念のため)
この後,菓子屋の樫舎に紹介された今は十人もいない奈良漆器の職人さんの家に伺った。
一時間以上,ものすごく面白い話を聞かせてもらったのだが,その話はまた後日・・・


その途中で見つけたのが「奈良県猿沢イン」という施設
もともと旅館だったような気がするんだけど,今は県が運営しInbound向けのVisitor Centerが併設されている。
実は経由地の京都でコインロッカーの空きがなかったので,奈良の手荷物預り所を探していてこの施設を発見した。(手荷物預かりはなんと無料)
部屋にはシャワーしかないようだが,25m2以上の洋室もあって料金も至極Reasonable!
県は基本的に毛唐を顧客想定しているようだが,日本人が泊まって悪いはずもない。
柳が枯れる(我が家のとっては不吉?)猿沢の池のほとりで目茶苦茶便利なロケーション,冬枯れの時期にでも是非利用してみたい。まさにPoor persones'奈良ホテル


京都は紅葉(実際にはまだ早かった)シーズンの真っ只中でホテルが篦棒に高い。
ほぼ定宿化している宝ヶ池もなんと45K(流石に前日には33Kまで値崩れしていたけど,完全に我が家の予算外)
で,ちょっとした用はあったのだけど諦めかけた頃に見つけたのが「京都ガーデンパレス」
蛤御門の目の前で過去に何度も前を通って気にかかっていたのだが,朝食付きで20K強とこの時期大変リーズナブルな料金設定
ここは私学共済がやっていて学士会館やコープイン同様ガツガツ,イールドマネージしない(必要がない)から超繁忙期に利用するには便利
ベッドは少し狭くて我が家の様に「仲の良い」カップルでないと厳しいが,一等地(ブライトンより立地は上)にあるホテルとして十分満足がいくステイだった。
最近,毛唐も研究しているらしく,朝食会場の1/3はNon-Japanese
駅からちょっとある(丸太町から徒歩7-8分)なのが玉に瑕??

02/11/2018

知らなんだ!

JAL飲酒運転未遂の件だけど,今は全員呼気検査するんだ。しないよりした方が良いだろうけど,そこまでモラルが落ちているとは嘆かわしい。
ただJALの説明も不可解,バスの運転手がわかるくらい酒臭かったんなら機長やCAも気がついたんじゃないの?
誰もが同じ疑問を抱くと思うんだけど・・・

01/11/2018

飲酒運転

日ペリの運転手が前夜の飲酒で乗務不可能となった↓のに引き続き,https://news.nifty.com/article/domestic/rl/12184-43754/

ご丁寧に今度はJALさんもお付き合いした形↓
https://www.jal.co.jp/info/other/181101.html
JALさんの方は即刻起訴されたとのことで前科者になる可能性大


レガシー・キャリアでこの体たらくだから,いわんやLCCをや!
何が言いたいかというと,出発前の運転手さん全員の呼気をスクリーニングしている訳ではないこと
すなわち社内の誰か(おそらくCA)がディスパッチャー辺りに申告した(a.k.a.チクった)可能性大
クルーバス(宿泊先から空港までの専用バス)の中でプンプン匂ったんだろう。
(日ペリさんの運転手は自ら「二日酔い」で乗務できないと訴えたらしく,相当な飲酒だったのだろうが,そのまま飛ぼうとしたJALさんの運転手の方がタチは悪い。)
果たしてLCCだったら,CAはその旨申告しただろうか?またディスパッチャーもフライトキャンセル覚悟で呼気検査をしただろうか。(ちなみにディスパッチのオフィスには呼気のアルコール検知器が準備されている。)


JALさんも前回はHNLだったと思うけど,なかば年中行事化していて大丈夫かな。
捕まった運転手さん,空港警察あたりで留置されたんだろうな?
ジェットが強くて残り2名で1時間強の遅れで出発できたのは,藤井くん流に言えばまさに僥倖だろうがLHR Stay中,部下の管理ができなかった残り2名(管理職)の運転手さんも懲戒ものだと思うが如何?

10/10/2018

家 番外編(90m2-100m2-1億円)

京都の家は今週末の打ち合わせで建築申請用の間取り(平面図)を確定する予定なんだけど,設備関係のサイトをブラウズするせいか,不動産の広告がFacebookに頻発する。
で,見つけたのが掲題の物件,ちなみに敷地が90m2,床面積(2階建て+3階に小さな物入れ)が100m2で1億円!


超大手の物件で世田谷のそれほど便利ではない場所(普通電車の停車駅からは7-8分だがターミナル駅からは15分弱)に,私道を囲んだ形で土地・建物共に90-100m2程度の物件が十数件並んでいる。
場所や全体の開発面積を考えると,生産緑地(田んぼか畑)だった土地を相続がらみで指定解除し,宅地化したものと思われる。
もちろん1億円という価格にも驚いたんだけど,大手がこんな,はっきり言って奇形的な物件を開発し,行政がそれを認可したことに半ば怒りを覚えた。


1億円と言うおそらくコストを反映していない値決めも超大手だけにマーケティング上の勝算があるんだろうけど,人口減少で空き家がどんどん増えるこの国で,なんでわざわざ路地(私道)を作って,うさぎ小屋のような家を建てるかね?
例えば30年経って安普請の家(設備や表面はうまく取り繕っているけど・・・)が老朽化した時,果たして路地の最奥の土地に商品価値が残るんだろうか。


日本には「建設省(現国交省)」という世界では珍しい土建屋官庁があるんだけど,街並みについてどう考えているのだろう。
京都の土地は「市」の規制が厳しく設計には苦労しているが,「都」はどうして,こうした奇形的な開発をなんのVisionもなく通しているのかなぁ?
担当者の頭をかち割って中身を見て見たいものだ。


もう一つ,超大手の開発業者(当該物件はNだが,両Mにも第三・第四山の手に同様の物件が散見される。)は儲かりゃ良くて,街並みを美しく保とうと言う矜持がないのかね?あぁ情けない。

24/09/2018

家その2

家づくりプロジェクトは,先の連休の打ち合わせで間取りがほぼ確定した。
ということで細部の意匠や設備に話が進んだのだけれど,いくつか面白い話を聞くことができたので,備忘録として書いておく。


まずはトイレ
今住んでいるアパートにはトイレが2箇所あって,どちらにもウォシュレットが付いてるんだけど,ボクも家人ウォシュレットどころか便座ヒーターも使わないので,節電のためコンセントを抜いている。
工務店の一次見積もりは一階・二階ともSteve Lukather(わかるかな?)の最新式の超節水ウォシュレット一体型タンクレス便器を提案してきた。
カタログ価格は相当だが,この手のものは上代の4-50%引きだから実際にはそれほど高価ではない。
ただ使用しないものを付ける必要もないので,超節水型のタンク付き便器にヒーターすら付かない便座を付けることにしたのだけれど,この時の会話で面白いことがわかった。

一つ目は,一体型便器の場合,ウォシュレットが故障するとパーツ供給切れで便器ごと交換となるケースがままある,ということ
実は一階の客用トイレくらいにはウォシュレットを付けても良いかなと思っていたのだけれど,この話を聞いて止めた。


トイレについての二つ目は,停電になるとタンクレス・トイレはフラッシュしなくなるという話
実際にはちゃんとしたフェイル・セーフ機能が付いていて,手動または乾電池によるバックアップ・システムでフラッシュできるらしいが,先の「野分」による停電の際には,この工務店にも多数問い合わせがあったらしい。
建て売りや新築アパートを購入する際,フェイル・セーフに関する説明はあるだろうが,実際にはそんなこと忘れてしまうだろうし,停電によるブラックアウト状態ではフェイル・セーフを機能させることは難しかろう。


次は「樋」,雨樋である。
折角,和風建築にする(規制上,せざるを得ない)のだから緑青の吹く銅(アカ)にしたいのだが,最近は酸性雨の影響(実際にははっきりしないらしい・・・)か,アカの雨樋は10〜15年でダメになることがあるらしい。(後で聞いた話だが,ボクの実家でも15年くらいでアカの立樋がダメになったとのこと)
トイレと同じ論法なら,ここはさっさと機能と耐久性重視で塩ビの雨樋にするところだが,よく話を聞くと最近はステンレスを銅で巻いた(厚いメッキ)樋があるとのことで,それでお願いすることにした。
費用は嵩むけどトイレでセーブした分と行って来いくらい?


まだまだ詰めるところは多いけど,何とか年明けには着工したいなというのが今の状況


12/09/2018

佐賀のSagaまたは性(サガ)

先日オスプレイの話をしたが,週末からその「佐賀」に行って来た。
実は国内旅行はあまりしなくて(京都や名古屋は旅行とは言えまい!)せいぜいMCOを聞きに水戸に行くくらいなんだけど,今回は家人の参加するイベントが福岡であったので唐津・有田の焼き物の里まで足を伸ばした。
福岡でレンタカーを借り最後はオスプレイのお膝元となる佐賀空港で乗り捨てしたのだが,極めてコンパクトなエリアだと言うことに気が付いた。(なんで福岡と一緒にならないんだろう?)


唐津は大変風光明媚な場所だけど,町の寂れようは想像以上だった。ずーーーーっと保守系の政治家に投票し続け,選ばれた政治家はずーーーーっと放置プレイで,ことここに至りオスプレイかよ!というところか。
唐津では珍しく高級旅館(我が家史上5番目以内)に泊まったのだが,流石に満足のいく内容だった。
ただ翌日,嬉野温泉のdefusion版(唐津の宿の半額以下)に泊まってみて「そこまでの差はないかな?」というのが率直な感想(自分が根っからの庶民であることを改めて感じた。)


ボクは瀬戸や美濃の近くで生を受け,父親が仕事の関係で人間国宝を含むそのあたりの陶芸家と繋がりがあったこともあり「焼き物」は好きだが,雑器(特に食器)は口一つしか持たない我が身には一つの用途に一個あれば十分と考えている。(究極は一生涯一つで保つと言われる奈良漆器の合鹿椀!)
が,家人はそうでもないようで辺鄙な場所にある窯元を訪れ,お土産用とかなんとか言って,細々とした食器を購入する。


ボクも二度と来ることはないと言い切るのは大袈裟として,極めて稀な機会ではあるので何か一つくらい買って帰ろうかと考えていたのだが,ちょっと面白いなと思って購入したのが↓
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茶碗にしては大ぶりだなと思って聞いてみるとやっぱり「鉢」とのこと(確かに裏返すと高台が低くて大きめ)
同じ作家でも茶器は高いから,茶碗なら3倍の値段では収まらないだろう。でもこの「鉢」でも大ぶりの抹茶茶碗として使うこともできよるかな,と思って購入に至った。


帰路は吉野ヶ里遺跡(近くまで行ったら是非おすすめ)に寄って佐賀空港へ向かった。
ネトウヨが佐賀空港ならオスプレイが何機墜落しようがなんの問題もないと評していたが確かに周りにはほとんど何もない。
空港はスポット(何とボーディング・ブリッジが奢られている!)が2つ,Taxiway(誘導路)は滑走路とターミナルを結ぶ一本しかなく,飛行機はRunwayに出てそのままRunwayを風下側にTaxingし,Runway endで180ターンして離陸するというまさにAerodromeだった。

09/09/2018

清凉寺裏の土地はそれなりの面積なんだけどなんせ建ぺい率20%と特殊な地域なので間取りをどうするか悩ましいが,建築家と工務店との三回の打ち合わせを経て一次見積もりが出てきた。
もちろん予算の目処を告げてあったこともあるんだけど,第一印象は「まぁ,こんなところか。」


次に思ったのは集合住宅に比べ「一軒家」って意外と安いな,ということだ。
例えば湾岸の40階建ての100㎡の新築アパートを考えて見る。仮にこのアパートの中層階の物件が1億円として(実際には上層階だと1.5億円の物件すらある。)占有部分の土地面積は100㎡の1/40,共有部分を考えても1/30が良いところだろう。
ということは100m2 x 1/30でちょうど一坪
湾岸エリアの土地がいかほどか判らぬが液状化や津波のリスク(高層アパート自体はビクともしないだろうがインフラのダメージは甚大だろう。)を考えて仮に500万円/坪と見積もると,1億円の部屋で残りは9,500万
土地を除く坪単価は317万円で,これは我が家の一次見積もりの3倍を優に超える。


もちろん免震構造や高速EV,内廊下の内装等,一軒家に比べコストが嵩むのは理解できるし,キッチンや浴室,トイレには様々なガジェットが奢られているが,フローリングはベニヤ,壁紙や襖紙も安っぽく(昔取った杵柄で一目見るとほぼ坪単価がわかる。)遅くとも20年後にはリフォームが必要になるだろう。


思い出したのは今回の家探しの途中,ある割烹で聞いた洛中で話題にもなった鴨川沿いの7億円マンションの値付けの話
もちろん低層マンションで含まれる土地の面積はタワマンの比ではないが,7億円というのはコスト面での根拠は全くなくマーケットにおけるSalesabilityで決まったというのだ。
その意味で上述の湾岸エリアのタワマンも粗利益率は50%程度(建設坪単価で150-60万)ではないかと穿った見方をしたくなる。
それでも長期のローンを組んでまでタワマンを購入する御仁がいるのだから,マーケットというのは甚だ不可思議


マンハッタンやカーメルの例を挙げるまでもなく,供給に絶対的な制約がある不動産(土地)は値上がりを続ける,というのは真実だろう。一方でボクが有明に通っていたころに比べ,雨後の筍の如く倍以上に膨らんだタワマンの将来やいかに???


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