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14/09/2011

TAXI

それぞれの街にそれぞれのTAXI事情がある。

例えば、NYCのイエローキャブはライセンスの総量が厳格に規制されていて、1台あたり$50万を超える金額で取引されている。それだから時間帯(金曜の17時頃とか・・この時間帯はドライバーのシフトの交替時刻にあたり"Off Duty=回送"のタクシーが多い。Off dutyでも行先が車庫に近かったりすると乗せてくれる。)によっては、極めて捕まえにくいこととなる。

イエローキャブに乗っていれば、生命の危険に晒されるようなことはないが、生き馬の目を抜くNYCでは少しでも料金を稼ごうとするドライバーとの駆け引きは必要だ。例えば、JFK→マンハッタンが現在のような定額制でなかったころの話。ボクはミッドタウントンネルの出口のすぐ傍(UNに近く外国人の多いエリア)に住んでいたのだが、JFKからイエローキャブに乗って経路を告げないと、必ず遠回りになるTribourough Bridge経由になった。ミッドタウントンネルの方が近いだろうと言っても、渋滞しているとか何とか言って、なかなかこちらの言うことを聞かない。最後は「つべこべ言わずにミッドタウントンネルに行け」と半ば喧嘩腰にならざるを得ない。

ところが敵も現金なもので、定額制の導入後、遠回りになるTriborough Bridgeを経由したイエローキャブに出会っていない。この他にも相乗りの際、ありもしない特別料金を吹っかけられたり、tipの額で揉めたりと、イエローキャブに関する逸話は枚挙にいとまがない。

これに比べるとLondonのブラックキャブは信頼がおける。Londonのブラックキャブドライバーになるには、倫敦市内のA地点からB地点まで最短距離で行くためのルートは?といった試験にパスしなければならないのだ。実際、この試験準備のため"A to Z"(イギリス独特の地図帳。アルファベット順の索引とグリッドから目的地が求められる優れもの)を睨みながらバイクで走る人の姿をしばしば見かける。この試験自体が大変だから、ブラックキャブのドライバーは(免許剝脱の恐れがある)ぼったくり行為は行わない。もう一つ驚くべきはブラックキャブの回転半径の小ささ!

ところで何故Taxiについて書こうと思ったかと言えば、最近、都内でタクシーに乗って「どのルートで行きましょうか?」と尋ねる運転手に何度かぶち当たったからだ。ボクにとってタクシーとは、行先だけ告げれば、黙って最短距離で目的地まで運んでくれるサービスを意味するので、この質問に対しては「最短距離のルートで行って下さい。」と答えるのだが、あからさまにうろたえる運転手さえいる。昨晩、乗ったタクシーの運転手も、この手合いだった。GPS搭載車両なのに、何度も乗客のボクに道を尋ねるのだ。ここでもまたこの国の質の低下を痛感せざるを得なかった。

景気の低迷で、他の職種からタクシードライバーに流れてきた人々も多かろうが、そこはそれ、自分の仕事にプライドを持って、最高のレベルのタクシーサービスを提供できるドライバーになるよう研鑽を積んで欲しいのだ。

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