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14/01/2012

Kenzo Estate@Napa

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Napaには、1995年3月19日に一度だけ出張で行ったことがある。何故、正確な日付を覚えているかというと、Napaで地下鉄サリン事件の第一報を聞いたから。(日本時間では3月20日)
Napaに出張と言っても、ワイン関係ではない。当時勤めていた会社が、Napaにかなり大きな拠点を構えていて、そこへ労務担当だったボクが視察に行ったという訳。
この拠点は一昨年閉鎖されてしまったが、ワイン産業が今程の隆盛を極める以前は、Napaの2大産業の一つと言っても過言ではなかった。当時Napaの家賃相場は、その会社の家賃補助の額で決まるとさえ言われていた。
今回は、一泊だけの滞在だったので、結局2つのWineryを訪れるに留まった。
若い頃は、1日3軒も4軒もはしごでtastingしたが、最近は昼間からアルコールを摂取するとやたらと眠くなるので、1日1軒のペースとした。
1日目は、Clos du Val。
現在のNapa wineの名声を築き上げた立役者の1人と言っても良い名門。オフシーズンだけあって、流石の名門も、ビジターは我々だけ。担当者がつきっきりでワイナリーを案内してくれた。
2日目に訪れたのが、標題のKenzo Estate。
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カプコムの創業者が、半ば道楽で始めた新進のWinery。(2005年が初ビンテージ)Napaとは言っても、Valleyではなく谷の東側の山の頂付近に位置している。
Napa Valleyの地形は、Côte-d'Orのそれに似ているが、Côte-d'Orでは斜面のかなり上まで葡萄畑が広がっている(その典型がMontrachet)のに対し、Napaでは谷底の平地に葡萄畑が続く。山の上にあるKenzo Estateは稀な存在と言えよう。
このWineryは、とにかく金がかかっていることが一目瞭然。建物や醸造装置はimmaculateそのもの。一番上の写真は地下Caveであるが、オーナーの意向で樽は一段積みで空間を贅沢に使っている。コンクリート製という発酵槽もピカピカで如何にも高価そう。(とは言っても、全てデザインの統一が取れていて嫌みな感じは無い。)
下の写真は、PrivateのTasting Roomだが、グラスはリーデルの特注品。オフシーズンなので、食べ物は簡単なCharcuterieだけだったが、普段はFrench Laundryのdiffusion="Bouchon"がケータリングしている。
CS主体のワインは高価だが、歴史が浅いこともあって、評価は必ずしも固まっていないようだ。(Pinot Noir飲みのボクには今一、CSの評価に疎いので・・・)
それにしても「道楽」で、ここまでやれるKenzo氏が羨ましい限りである。

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ところでNapaのTastingは金がかかる。Tasting料が$50というWineryはザラ。Napa行きを予定されている方は、事前に十分計画して行かれることをお勧めする。(特にハイシーズンの夏場)

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