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01/01/2012

Kindle

Pc311198
決して新しもの好きな訳ではないのだが、"Kindle"を購入してみた。
電子書籍というコンセプト自体については、今後の使われ方次第で、思想の自由市場のadvocatorにも、反対に脅威にも成りうる「両刃の剣」だと思ってはいるのだが、震災以降、蔵書(と言えるほどのものでもないが・・・)のやり場について考えるところもあったので、とりあえず買ってみた。(待ち受け画面に広告が表示されるタイプで$99)
いわゆる洋書が、瞬時に、かつ送料等を気にせずに手に入るメリットは大きかろう。
「ブツ」自体は、重量は厚めの文庫本といった感じだが、もう少し持ち重りがする。両手で持つ程の重量ではないが、片手で持つと疲れそうで、中途半端な感じ。
もう一つ、縦長のシェイプは人間工学的に如何なものか。文庫本を開いたような横長のシェイプの方が、少なくともボクには良いように思われる。
もう一点、英語の場合、特になのだが、ページをスクロールすると、一瞬前後の脈絡を失念してしまうことがあるので、本当の本のように、常に2ページ分を表示するようにできないものかな、とも思う。
雑誌の定期購読も可能(The New Yorkerなどと言ったhigh browな雑誌も!)だが、モノクロでこのサイズだと苦戦すると思う。
オーディオブック対応なのは良いかも知れない。朝晩の通勤の車のなかでbroadcastingすることも可能。
さて、当地はまだ大晦日。今年最後の記事は、太平洋に沈む今年最後の夕陽で締めくくるとしよう。

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Comments

 何冊も並んでいるなかからレコ-ドのジャケ買いにも似た装丁を見ての本選び、そして棚から取り出すときの手触り、帯封に書いてある一言を読む。開いたときの紙とインクの匂い。
テラスで風に吹かれて読んでいるときなどパラパラと吹き返された数ペ-ジを元に戻す作業。
さまざまな栞を挟み込むこと。お気に入りのブックカバ-をかけるなどいずれも電子書籍にはないことですね。
電子書籍にはそれなりの便利さはありますが、煩わしさに似たものがあっても私は本を選びたい。

ご説ごもっともだと思います。
私は、相変わらず電子辞書は使っていませんし、ハードカバーについては、今後とも「紙」の本を
買い続けると思います。(時を過ごして楽しいと思える書店が一つ二つと消えていくのは寂しいかぎりです。)

一方、買って一通り読んで、それきりの文庫本の類は、齢XXを迎えるものにとって、悩みの種で、電子書籍も
一つのsolutionに成りうるかなと思って購入してみました。
(省資源の点からもpolitically correctでしょうし・・・)
加えて、絶版になっている名著も電子版なら復刻可能になるかもしれません。そのような動きがあるかどうかも
分かりませんが。

RESありがとうございます。

私にとって電子書籍の一番の魅力は適当な大きさに字を拡大できることでしょうか。
この歳になるとこれは有り難い仕掛けです(苦笑

「趣味に生きる愉しみ」で中野孝次(「清貧の思想」が有名ですね)は愛読書を全て文庫本にしたと書いておりますが当時はそれがせいぜいの整理法だったのでしょう。

そうそう、蔵書印を押すのも楽しみのひとつではありましょう。

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