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19/10/2012

神秘の法

なんのこっちゃ?と思われるかも知れぬが、現在公開中の「幸福の科学」によるアニメ映画のタイトル。

会社の管理職の1人が幸福の科学の熱心な信者 or 活動家?で、是非見に行って下さいと言って、チケットを押し付けられた。

前作の実写映画公開時もチケットをくれたのだが、結局見には行かなかった。今回もどうしようかなと逡巡していたのだが、この前の土曜日、たまたま銀座周辺で2時間近く時間が空いたのと、公開しているのが来春には閉館になるシネパトスだったこともあって、怖いものみたさに、三原橋の地下に潜入した。

実は、大川隆法とは人生のある一時点で座標軸が完全に交差していて、袖振り合う位の縁はあったのだが、当然、面識があるという程ではない。(当時から、あの奇妙な「化粧?」をしていれば、気付いていたかもしれない。)

で内容はと言うと、よく言えば稀有壮大、悪く言うと荒唐無稽。2時間の長編アニメだが、教義を全て詰め込もうとして消化不良の感が大。

ボクは無神論者ではないのだが、無宗教(強いて言えば、三河一向一揆以来の由緒正しいお東さんで、時々無教会派のクリスチャンと、半ば冗談・半ば真面目にそう思っている。)で、賽銭箱には五円玉より大きなお金を投げ入れることはない。

一方で、ボクの周囲には結構新興宗教にはまっている(過去形を含む。)人間が結構存在する。今回、チケットをくれた(押し付けられた?)管理職もそうだし、新興宗教の教祖の家に婿入りして、今やその教団のNumber2に上り詰めた大学時代の運動部の同期もいる。一番記憶に残っているのは、K◯に入った高校の同級生が、ある新興宗教(バブル後、湖南にセンスの良いMuseumを造った。)にマインド・コントロールされた事件。 所謂、ハニートラップのような形で勧誘されて引きずり込まれ、マインド・コントロールされたようだ。 ある時、ボクのアパートに来て、「脱退したいのだが、首からぶら下げる一種の「お守り」を捨てるのが怖い」と真顔で言う。ボクはそれを取り上げてゴミ箱にポイと捨てたのだが、あの恐がり様に新興宗教の凄みを見た気がした。

ハニートラップと言えば、当時の統一教会もそうだった。(文鮮明のOrbituaryが数週間前のEconomistに出ていた。これはこれで凄いこと!) 大学卒業間際のある日突然、アパートに美形とそうでない女子学生2人組が訪ねて来て、"Brookings Institute"に無料で研修旅行に連れて行くという。今、思い返すと行っておけば良かったな、と思うのだが、美形一人でこないところが味噌なのだろう。(それにしても、どうやってボクの住所を調べたのか、甚だ疑問。)

景山民夫(みんなもう忘れてしまっただろうなぁ。)の一件以来、幸福の科学には、少し興味があった。

幸福の科学は、基本的には「勝共(←死語!)」系で、谷口雅春あたりを経由して大本教につながるようだが、今回の映画や、大川隆法のイタコ芸の話を聞くと、スヴェーデンボリあたりを意識しているようにも思われる。ただ、これまで大川隆法は「シゾ」なのかなと勝手に決め込んでいたのだが、この映画を見る限りどちらかというと「マニ」のようだ。

幸福実現党は次期総選挙にも大量に候補者を送り込むのだろう。オウムの時の松本智津夫のように過激化する恐れは少なかろうが「20世紀少年」を想起させるところがあって、ちょっと不安。

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