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29/11/2012

Completer = LCC その後

やや旧聞にはなるが、Jetstar JapanがCompleter(=整備確認者)の資格認定について、規程違反があったとして国交省から厳重注意を受けた。


航空機は、キャプテンと整備の責任者であるCompleterと運航の責任者であるDispatcher(運航管理者)の3者が合意しない限り、出発することが出来ない。
Completerは、一等航空整備士の資格取得後、更に何年かの整備経験を経て取得する社内資格で、出発前の航空機の整備状況を確認し、最終的に出発のお墨付きを与えるのが仕事である。
Jetstar Japanのケースは、一等航空整備士取得後の整備経験が社内規程を満たしていなかったというもの。(社内規程ではあるが、これら全てを満たす事を要件に事業認可されている訳で、その違反は当然国交省の処分対象となりうる。)


不可思議なのは、なぜピーチやエアアジアに比してJetstar Japanにスキャンダラスなニュースが多いのかということ。Quantasという安全について独特な哲学を持つ航空会社の孫会社であることを考えると本当に不思議だ。(映画"Rain man"のシーンを覚えている人も多いだろう。)

幾つかの疑問がある。
① 同社の整備には、Legacy Carrierからかなりしっかりした優秀な人間が行っていると理解していたのだが、何故にこのようなことが起こったのか。
② それが何故、国交省の目に留まることとなったのか。
この二点を考えると、今回の不祥事は単なるミスではなく、同社が抱えるもう少し根深い問題の氷山の一角なのではないかと、穿った見方をしたくなる。


それにしても、関空を拠点とした二眼レフ(←死語)化という経営戦略の根幹が半年遅れになると言う失態について経営陣はどのような責任をとるのだろう。


もう一つLCCに関して今日見かけたのは、ピーチの乗客が100万人に達したというニュース。予定より1ヶ月早い達成という会社発表でご同慶の至りだが、搭乗率(Load Factor)は77%だという。
77%というのはLCCにとってはかなり厳しい数字に思えるが、それでも予定より1ヶ月早いということは、元々の事業計画は搭乗率を何%で見ていたのか、興味があるところ。

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