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« テンダロッサ再訪 | Main | 「200m、18秒台がゴール」 »

22/07/2013

Aujourd’hui, K est morte

今日,昔勤めていた会社を潰した男が死んだ。
この男は,ボクのAlumnusなのだが,その会社の社長になった途端,おかしくなって会社を潰した。


ボクは若干この男との接触もあったし,ある意味インサイダーの立場にあったのだが,ボクの眼から見て,この男がTOPに立った途端,奸臣を集め始めたことが,会社を潰した最大の要因と考えている。
今,ボクが訴えたいのは,人間はいつか「惚ける」と言う事。


この男も若い頃は(technocratという意味で,決して経営者という意味ではないが)それなりに優秀だったらしい。
ところが,60歳を過ぎ会社のTopになってからしたことは誰の眼から見ても「惚け」老人のそれであった。
この男を取り巻く奸臣達は,「まだまだやれますよ!」といった甘言を恐らくこの男に囁いたのだろう。それを聞いてこの惚け老人は,ますますやる気になっていたと思われる。
そうしてグループ全体で50,000人を抱えた会社は潰れた。


その取り巻き達はいずれかの時点で,惚けたTopを排斥しない限り,自らもその男と一緒にに泥舟に乗る事を自覚するべきであった。(倒産後も,いけしゃあしゃと生き延びている奴らがいるのだが,きゃつらは「恥」という概念を知らないのであろう。)


繰り返して言いたいのは,人間は年齢とともに変化するということ。
歳を重ねるとともに,(あるエリアでの)能力を増す人もいるし,この男のように自分のことも周囲も見えなくる人もいる。結果として,彼(彼女)が率いる共同体に壊滅的な打撃を与えることもありうるのだ。
そこで重要なのは側近である,奸臣が憂国(社)の志士となりうるのは,このタイミングなのだが,この会社ではそうは機能しなかった。


この男のコメントで,こりゃ駄目だと思ったのは,何故側近(奸臣 or 諫臣)を集めるのか,という質問に対するこの男の反応。・・・「今は戦時だから。」(会社が潰れる5年も前の話)
この反応を聞いて,この男が惚けたことを察知できなかった連中はA級戦犯に値すると思う。


今言いたい事は,潰された企業として,この男の葬儀に花一輪とて手向けるべきではないということ。


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Comments

 どれほど、理論的に経営論を語ったとしても、また、企業評価を行って、短所を是正しなさいとか、長所をさらに伸ばしなさい、と指摘しても、それは、それだけのこと。
 経営とは、人がやることなので極論すると、「僕は、君が好きだから、嫌いだから」で決まってしまうのでしょうか。その場合は、カタストロフィが待っていて、正しい理念やビジョンに向かう力が優勢な時は、サクセスが待っているような気がします。
 マスコミは色々なことを書きたてています。直接お会いして話したわけではありませんが、再建に尽力しているI氏は、確かにK氏に比べると人格者のようですね。今のところいい方向に向かっているようですね。

コメントありがとうございます。
ボクが指摘したいのは、K本人ではなく取り巻きの話です。
惚けによってKは経営者としてのCompetemceを早い時期に喪失していたと考えますが、それは本人の責任ではないでしょう。(神経症と精神病との境界が病識の有無にあるとすれば)
ボクが言いたいのは取り巻きの茶坊主達の話。
I氏もいずれ惚けるか、その前にころりと行く日が来るのでしょうが、経営者たるもの、それに備えておく必要があって、Kはその逆の道を進んだということを指摘しています。
I氏が創業者であるのに対し、Kは一介の雇われであって、全国津々浦々にいた株主の皆様のことを考えれば、惚ける前に何の手も打たず、茶坊主の神輿に乗っていたKにとっては全国紙にOrbituaryが載る事すら分不相応と考えますが・・・・・

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