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05/05/2014

御料理はやし@河原町今出川(北村美術館前)

GW後半の谷間,父親の実家での法要参列をかねて,京都・奈良に出かけた。
今年のGWは日並びが悪いせいか,京都も奈良も人出が少なく,ホテルは廉くレストランも難なく予約を取る事ができた。
で,今回初めて訪れたのが,以前から気になっていた掲題のお店。


以前に書いた中善や梁山泊もそうだが,出町柳界隈は学生時代から馴染み(古くは出町柳の駿台予備校に模試を受けに来た。当時の名古屋は河合塾による鎖国が敷かれていたので・・・)があるのと,祇園あたりの喧噪と無縁なところがボクには好ましい。


御料理はやしは,小さな店(カウンター7席+幾つかの小さな個室があるらしい。)で,料理は8000円から20000円と祇園界隈の(名ばかりの)有名店と比べてaccessibleである。(但し,税+サービス料計20%は別途)
今回は10000円でお願いした(最低でも最高でもない辺りを狙う自らの小市民性が嫌になる)が,質・量ともに十分。
この時期,筍や木の芽を使った料理も多いが,と言って過度ではない。
決して奇をてらった皿はなく,極めて真っ当,Authenticな京料理。(ところで田中康夫の「いまどき真っ当な料理店」は,レストランガイド本の古典かつ名著だと,ボクは今でも思う。)
京料理本来の「薄味のおだし」が評判だが,もともと薄味好きなボクにはspot on!
アブラメの椀物は,これまで食した椀物の中でもone of the bestだった。
また同じ内容の八寸も客によって,器や盛りつけ方を変えているのも珍しかった。(といって高額客にのみ魯山人の器を使うという八勝館などとは別の話)


今回は4人でカウンター席。お酒の種類は限定的。(恐らく)冷酒・燗酒・冷や(常温)各一種類ずつ。
八寸などを含め,造り置きはなく,お造りはすべて見事な包丁さばきで板長が引く。
小さな厨房にかなりの人数の調理人がひしめいているが,連携は素晴らしく,板長(大将)からの指示はすべて丁寧語で耳に心地よい。
一見強面の板長だが,芍薬(持ち山から切ってきたものとのこと)が活けられた信楽の「うずくまる」の話題から,付かず離れずの間合いで会話が弾んだ。


先に書いたが,あくまでauthenticな料理で,祇園界隈の高級(高額)割烹で最近見受けられる(らしい)斬新(珍奇)なものは無いが,すべての料理が滋味豊か,かつ10000円のコースで必要十分だった。


カウンター割烹というカテゴリーが苦手で無い方には,是非お薦めの店。(Cash onlyのようなのでご注意を!)

御料理 はやし京料理 / 出町柳駅今出川駅

夜総合点★★★★ 4.5


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