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02/08/2014

1タミ

成田の第2ターミナルが完成する以前,第1ターミナル(1タミ)の延命策を担当していた時期が有る。
当時の1タミの混雑状況は殺人的で,GWやお盆の時期は,女性トイレや手荷物検査器に長蛇の列ができ,最後尾がどこなのかわからない程だった。(北ウィングの手荷物検査器の列が,南ウィングまで延びていたこともある。)
Capacity不足は,事務所スペースも同じで,特に頭を悩まされたのが,地上職員の更衣用ロッカースペース。
旅客が増えれば,サービス要員が増えるのは必定。
当時は,CAが入社すると訓練開始前に地上研修と称して,半年程旅客サービスをさせていたのだが,ある時,100人程のCA訓練生が赴任する一週間前になってもロッカースペースを確保できないことがあった。
最終的には,空港公団の協力が得られて事無きを得たが,大げさではなくロッカーが夢にまで出て来た。


今回,Carmelに向かうのに久々に1タミを利用した。
基本的にはJALの"loyal customer"なのだが,SFO線の不便きわまりないSKD,かつ787の一次代前のシートに加え,SQの方が10万円以上安かったので,2年ぶりのSQ, A380搭乗となった。(値段が同じなら座席で劣位でもJALに乗るんですが・・・)
春先にLondonまで,JALの新フルフラットで言ったのだが,3年以上古い設計のSQのシートは未だ優位性を維持していた。
JALは,一刻も早く"7 abreast"の呪縛から抜け出すべきだ。労務倒産したといっても,価格面では未だに外航に太刀打ちできない訳だから,サービス面での優位性を維持できないとまた「じり貧」になりかねない。


さて,このA380が昔の第4サテライトから発着するのだが,スポットまでの距離が恐ろしく長い。
本来,1タミは左右対称で,当然チェックインエリアから最短距離で各サテライトに向かう構造になっていたのだが,バブル期の温泉旅館のように次から次へと増築されてしまったこと,また北ウィング⇔南ウィング間の旅客動線が確保されていなかったという初期設計からの致命的なミスを克服するために,第4サテライトに向かう旅客も,北ウィング側を経由して延々と歩き続けなければならない。(初期設計した人間の頭をかち割って脳みそを見てみたい。)
もちろんムーサイ(Moving side walkの略)は整備されているが,それにしても長い。
旅客の負担(特に,高齢者や身障者)もさることながら,航空会社(スターアライアンス系)も定時出発には苦労しているだろう。
日ヘリが,羽田へのシフトを急ぐ理由の一つかもしれない。
ところで日ヘリ,メキシコ線とはまた,ご無体な。
JALもメキシコ支店長を経験した元社長の目が黒いうちはメキシコ線を止められないといっていたが,彼が昇天された途端に,無期限の運休となった。


ということで漸く日ヘリのラウンジに辿り着いたのだが,これ自体は悪くなかった。
建物が古いせいで天井が低く,決して褒められた空間ではないが,↓の酒バーコーナーや,ヌードルコーナーには新奇性があった。
この日は三種類の広島の地酒が並んでいた。どうせどこかとのタイアップなのだろうが,試しに飲んだ純米大吟醸は悪くはなかった。


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