どえりゃあー安いがや!!
通った(名門)幼稚園や母親の実家が近かったこともあって小学校くらいまでは頻繁に名古屋城で遊んだ。
オリジナルの名古屋城は終戦の年,母親の実家とともに「家人」の国の兵隊によって灰燼と帰した。
従ってボクが遊んだ名古屋城は鉄筋コンクリートでエレベーター付きのそれだった。
ところで最近「すごく」という意味の名古屋弁として「デラ」(例えばデラうま)という言葉を使うようだが,ボクが棲んでいたころにそんな言葉を聞いたことはない。
正しくは「どえりゃあ」だが市長の河村が生まれた地域では「どえらけにゃー」と言ったらしい。
東京でも下町・山手(本当の山手で世田谷のような第三山手の意味ではない),さらには足立区あたりで言葉が大きく違うようだが,名古屋弁もロンドンの英語のように棲む地域や「クラス」によって細かく異なっている。
掲題は名古屋城の国産木造化(建て替え)にかかるコストが503億円と聞いた時の反応。
どうせ50年もすればスクラップ&ビルドする霞ヶ丘にその4倍もかけるなら500年は持つ(また戦争に突入してどこかの国に焼かれなきゃ!)木造の名古屋城が500億ならまさに「どえりゃー安いがや!」
面白いのは落札業者が「竹中」であること。(対抗の安藤・間は明らかに当て馬)
どこにも書いていないがオリジナルの名古屋城築城に明らかに関わっていたであろう尾張発祥の竹中としては意地でも取りたい仕事だったのだろう。
完成まで紆余曲折はあろうが生きているうちに是非目にしてみたい。
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