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19/03/2017

60, 100 better than nothing だけど中途半端

というのが,今回の労働時間改革?の妥協案に対するボクの感想
月間最高100時間,2ヶ月で160時間は解るけど,平均80時間が最高6ヶ月までOKというのが意味不明
そもそも「働き方改革」と言いつつ,これは過労死防止対策に過ぎない。
ボクの修論を見直すと月間(単月)60時間以上が6人に一人,80時間以上が10人に一人
年間最大720時間ということは月間60時間の人間には「45時間超は最大6ヶ月/年」という基準がひっかかるだけ
80時間超,連続6ヶ月OKというのは完全に厚労省の過労死基準を上回っている訳で,過労死防止対策にもなっていないし,6人中5人のOrdinary Peopleには殆ど関係のない「改革」


実効性を担保するため,罰則規程を導入するというが,どのような「罰則」が有効,かつ実行可能なのかも不明
刑事罰・行政罰としても執行猶予付きの禁固刑にしかならず,阿保な経営者は「屁」とも思わないだろう。
長時間労働の真の被害者である,労働者に対し「懲罰的損害倍賞」として「超過分」に対しHourly Rateの10倍くらいの損害賠償金を支払う,位の規程にしてやっと抑止効果があるかないか,だと思う。


労働基準監督官がまったく足りないと前に書いたが,その補完として「社労士」を使うというが,これも短絡的で意味不明。
「社労士」は実際の長時間労働の発生機序なんて全くわかっていない。街に溢れ弁護士会費も払えない弁護士と,ブラック企業の人事経験者をペアにして監督官に近い権限を与えれば真の意味の「警察規制」になるかもしれない。


ただ個人的にはbetter than nothingだとボクは思う。


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