日記・コラム・つぶやき

14/07/2018

Nikon Museum@品川駅港南口

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学生時代の一時期,父親の職場が品川駅の港南口を出たところにあった。当時の港南口は,高輪側から狭い通路で繋がっていて改札は2レーンしかなかった。
改札を出ると目ぼしい企業は,父親の会社とJUN(あの洋服のJUNで今もある筈)と東京都の屠場くらいだった。
おそらく山手線の駅の中でも,ここ2-30年でもっとも大きな変貌を遂げたのは,ここ港南口だろう。


Nikon Museumは港南口を出て徒歩7-8分のところにある。前々から行ってみたかったのだが,今開催中の「双眼鏡展」に惹かれて腰を上げた次第。


入り口を入ってまず目につくのが↑の屈折望遠鏡(口径20cm,焦点距離2m40cm,F12)
前にも書いたけど,望遠鏡はF値が小さくなればなるほど明るいが収差の補正(屈折の場合,特に色収差)が困難になる。
この時代は大口径の蛍石やED/SDガラスが存在しなかったから,自ずとこんな長大なものとなる。(最近のものは三枚玉でF6-7)
本当に天体望遠鏡らしくてまことに格好が良いのだが,容れ物の問題がある。最新のF6位の20cm屈折(このNikon製が製造当時いくらしたかは想像もできないが,今なら,より性能の良いもので300万円くらいか?)なら2.5m径程度のドームに収まると思うが,F12の長尺だと4m径でも振り回せるかどうか。建設コストも倍では済むまい。


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で,今回の目玉は↑戦前に作られた口径25cmの双眼望遠鏡で世界でこれ一台という代物
さすがに迫力がある。
去年Nikonが創業100周年で出した70万円超の7x50も実際に覗くことができた。ただ7x50は手持ちの限界ということで意味があるのであって,ちょっとゲテモノ趣味
これなら実勢価格で40万円程度のKowaの80mmに広視界アイピースを付けた方が意味があるかな。
http://www.nikonvision.co.jp/products/binoculars/wx/wx_x50.htm

他にも中高で使っていた顕微鏡↓が展示されていたりで光学好きにはたまらないMuseumだった。

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07/07/2018

名古屋 栄

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名古屋は昔から「栄」が第一の中心地で「名駅(メイエキ)」はその次だった。(距離的には銀座と日本橋位)
ところがJR名古屋高島屋が出来た頃から重心が名駅に移動し始めた。
もともと高島屋(飯田)は「丸栄」と組んでいたんだけど名古屋に進出するにあたり,過去の縁を断ち切ってJR東海と組んだ。そしてその戦略がおそらく予想以上に功を奏した。(今の高島屋の場所は元々は松坂屋が入る筈だった。)
今や名駅は超高層ビルが林立し,リニア新駅もできることから元気いっぱいだ。特にトヨタが豊田(トヨダ)ビルを建て替えたミッドランドタワーに関連会社を含む本社機能を移転し「人」が集まったことが大きいんだと思う。(名駅から徒歩圏内で生まれ育ったボクには嬉しいことではある。)


一方で「栄」は元気がない。栄の様相は高度規制からか,中高層のビルが並んでいて銀座の中央通り沿いのような感じ。名古屋駅とは随分異なる。それに地下街が発達していて銀座や渋谷のように地上を大量の人間が歩いていないこともあって,街全体ちょっと寂しい感じもする。
前に書いた丸栄や↑の中日ビルの再開発(中部日本ビルディングと通称の中日ビルが併記されているのが面白い。)もハッキリした案が出ておらず所有権者のビジョンも歯切れが悪い。おそらく2020年以降,日本経済がどこまで落ち込むかを測りかねた慎重というか「始末」な中部財界が逡巡しているのが,その理由だろうけど,丸栄や中日ビルが延々と空き地のままの「栄」は見たくないなぁ・・・

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↑は地下街から丸栄への入り口付近の図。日本橋や名駅の高島屋のいい加減な地下入り口とは一線を画す。

28/06/2018

一歩前進!?

昨日,京都移住計画が一歩前進した。
「鳥が啼く」東の国の鄙びた暮らしに倦んだこともあるのだけれど,直下型「地震う(日本書紀の時代からの表現)」から逃れたいという目的もある。


京都移住計画は3年ほど前,中古マンション探しから始まった。
案内された中古マンションの中には「終の棲家」にしても良いなと思う物件も2-3あったんだけれど,ビンテージ・マンション特有の高額($1,000/month!)な管理費+修繕積立金がネックとなった。(New Yorkのコンドと比べれば何ということのない金額なんだけど・・・増えることこそあれ絶対に減らないローンと同じだから!)


で,次に探したのが築浅の一軒家,マンションと同じで入居の瞬間から評価額が下がるので,これも選択肢だったんだけれど,帯に短し襷に長しで最終的な決断に至らなかった。(かなり心を惑わされた物件はある。)


ということで更地を購入して家を建てるという選択肢も加えたところ,今回の物件とは割合と早く邂逅した。
場所は,嵯峨の釈迦堂,清凉寺式として有名な釈迦立像を祀る清凉寺のすぐ北,京都の地理に多少なりとも縁のある御仁には,金閣から立命館キャンパス(今は知らないけど昔の京大生は麻雀で「頭」がないと「手がリツメ」と言っていた。)を過ぎ御室に繋がる「きぬかけの路」(といっても凄い交通量)を西に向かい大覚寺を過ぎた辺で愛宕(おたぎ)街道に入り少し入った場所,と言えばおわかりいただけるかな?


第1種住宅専用地区かつ第1種風致地区なので建ぺい率は20%,緑化率40%と極めて厳しく,本当に東屋ないしは庵のような家しか立たない。(だから坪単価は信じられないくらい安い!)
その他に景観条例があって瓦葺きの和風建築のみ,屋根の勾配まで規制されている。(勾配が大きいといわゆるトンガリ屋根になって洋風に見えるから,というのが理由らしい。)


もともと某大手ハウスメーカーの建築条件付の土地だったんだけど,どうしてもXXハウス製の家にしか見えないのが嫌で逡巡していたところ,10年近く売れないある意味特殊な物件だったこともあって若干の金額積み増しで建築条件を外して貰った。
すでに地元の工務店と話を始めているのだけれど完成までは1年近くかかるらしい。
家は3回作らないと思ったようなものができないと言うけれど,どうなることやら・・・


19/06/2018

Cargoはいいよな・・・

昔勤めていた会社の「数多くない」尊敬すべき上司の言葉
実はこの言葉の後に「落っこっても自分とこの社員が死ぬだけで,あとはごめんですむから・・・」と続く結構なブラックジョークなのだが・・・
NCAの一連の整備スキャンダルを見るに,まさにこのブラックジョークが同社ではジョークではなく常識であることが解る!

17/06/2018

薬九層倍

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何せケチな名古屋人と,よく言えば「質実」剛健な三河人とのハイブリッドなので,実に吝嗇である。
よくワインの原価の話をするのも,その吝嗇ぶりの現われだと思っている。(それにしてもSUGA LABXの値付けは酷い。)
で,原価率と言えば掲題のように薬だろう。実際には薬九層倍どころか,R&Dを除けば九万倍くらいの薬はザラだと思う。


ところで最近,和服を少しずつ仕立てているのだが,これも値付けが不透明なアイテムの最たるものだろう。
で,最近その実態を垣間見る機会があったので紹介したい。
これまでの人生で一度も浴衣というものを持ったことがないので,この夏用に購入することにしたのだが,技術者の高齢化で風前の灯火とも言われる地元の「有松絞り」に狙いを定めた。
「絞り」は当然「絞り手」と「染め手」により作られるのだが,近年国内の「絞り手」が高齢化で激減していて,それなりの値段(一桁万円の中程)のものでも「絞り:中国」「染め:日本」というものが多い。(絞り手は個別の手法に特化していて,一部の手法はほとんど絶滅の危機にあるのだとか・・・)


実は浴衣は去年買おうと思ったのだが,純国産の伝統工芸品は生産量が少ないこともあって,五月中には売り切れてしまっていたので今年に延期となった訳。
↑の写真は,右側がボクのもので左が家人のもの,いずれも純国産の有松産。実は母親の友人のご子息が大手の和服卸を経営していて,格安で頒けて頂けることになった。ボクの方はいわゆる作家物なんだけど,ほぼ「絞り:中国」「染め:日本」くらいの価格(仕立て別)で,現在仕上がりを待っている。


ところが某着物屋のHPでほぼ同じ(少なくとも「ように見える」)反物を発見したのだが,なんとボクが購入したものの3倍以上の値段が付いているのだ。
ボクの購入価格は,若しかすると卸の利益も度外視してくれたものかもしれないが,それでも仕入れの3倍付け,まぁワインと同じだ。
着物離れというか,98%の日本人は一人で着物が着れない世の中にあって,着物屋が細々とは言え生き伸びているのはこんな背景があるのだろう。
ただ,その利益のいくばくかでも職人さんの工賃に回れば有松絞のような絶滅品種が救われるのだろうけど・・・


10/06/2018

丸栄ね!丸栄よ!

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名古屋栄の丸栄というデパートが今月末で閉店する。(興和の100%子会社なので完全廃業という訳ではなく,美術部門等,強みのある部分は細々と残る模様)
名古屋のデパートは4Mと言われ松坂屋,丸栄,名鉄,三越(f.k.a.オリエンタル中村)が競って来たが,JR高島屋の名駅進出やデパート自体の衰退もあって,4Mの一角で江戸時代から続く老舗の閉店となった。
名鉄百貨店もリニア乗り入れに合わせた名古屋駅再開発により一旦閉店する模様。(ちなみに銀座のMELSAはMeitetsu Ellegant Lady's Shopping Avenueの略)


丸栄は上に書いた美術部門やワイン,チーズ等独自の品揃えで,衣料部門が寂れたあとも良く使っていた。
美術部門の売り切りに行くと荒川豊蔵,加藤卓男や孝造といった瀬戸や美濃の人間国宝の作品がゴロゴロ転がっていた。(孝造の引き出し黒なんか結構,お値打ちな値札が付いていたが,流石に手が出ない。)


このデパートは建物も村野藤吾の名作と言われ,エレベーター・ドアの意匠↓を東郷青児が手がける等,ちょっと小洒落たところがあって,好きだったあけに名残惜しい。

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24/05/2018

合理的

珍しく最近「むべ」なるかなと思ったこと

① 官庁がデータを西暦に統一する方向で検討に入ったこと
ボクは天皇制廃止論者なので決して「元号」を使わない。(昭仁さんは尊敬してますよ)
昔いた会社は真の意味で国際的な事業をしていたこともあって民営化後,社内ドキュメントをすべて西暦に統一することにしたのだが,その後経営不振に喘ぎ,海外勤務の機会が極端に減ったこともあって,今でも契約書の日付に平気で「平成」と書いてくるようなdomesticな会社に落ちぶれた。
それは良いとして,昭和生まれが大量にsurviveしている内に「次の次」の元号に変わることが決定し,かなりの人間が元号の不合理に気がついたから,上述のようなことになったのだろう。
昭仁さんが靖国に行かない話をすると無口になる櫻井某のような御仁は元号を使い続ければ良いし,どうしても西暦が嫌なら今年を紀元2678年とすれば,利便性の観点からはまだマシ


② 最近警視庁が横断歩道の一時停止義務違反の一斉取締りをしたこと
東京オリンピックでInbound(ちなみにIは大文字だからね!)のための安全対策とのことだが,遅きに失する。アメリカでもイギリス(Belisha beacon)でも人が渡ろうとすると必ず一旦停止するのだが,今の日本は80%方止まらない,どころかスピードを上げたりする。電車で年寄りに席を譲らないのと同じで日本人の劣化の象徴だと思う。


もう一つ取り組んで欲しいのが,前にも言った「酒」の量
オリンピック前に条例でも良いからルール化しないとフーリガンの暴動が起きるぞ!!!

08/05/2018

Green thumb

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去年は,ルーフバルコニーのバラを2鉢も枯らしてしまったので,今年は冬から手をかけている。
植物もよくわかったもので,今年の一番花はここ数年で最大!
この歳で都の外れの庭付き一戸建てに越そうかと思っているのだが,green thumbになれるかしら・・・

06/02/2018

ピーチ again!!!

株は下がっているけど,売り方に回っていたので痛手は小さい?
ところでまたぞろなのだが,ピーチが関空で国際線到着客をCIQを通さずに誘導した模様https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26566330W8A200C1AC1000/?n_cid=TPRN0003


やる気も知識もないグラホスが寝ぼけまなこで仕事をしているから,こういうことが起きるのか?
それとも金塊密輸の手引きか,セントレアの密輸は捕まったが,関空の方は未だに藪の中・・・

ところで佐賀の事故,安倍ってつくづく強運だと思いませんか?

22/01/2018

6.0 4.0 3.5

最近続けざまに打ち出されている邦銀の米ドル,豪ドルの短期(1-3ヶ月)定期の金利!
今の学生は,金利というものが実感としてよくわからん(産まれてこの方,ずーーっとほぼゼロだから)とか言うんだけど,各国の出口戦略のおかげで,ここに来てじわーーーーっと変化しつつある。
ボクも6.0%という長ったらしい名前の都銀で1ヶ月物(と言っても3月末までは何度でも更新可!)に少し資金を入れた。
本来なら金利が上がると,その通貨も上がる筈なんだけど,ここに来て米ドルが少し下がって(日銀の出口戦略リップサービスのせい?)金利が付いても若干マイナスなんだけど,久々に6%とか言われるとやっぱ,やってみようと思うよね!
ご興味のある方は,メインバンクにご相談を!!!

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